5月18日(火)、日本とロシアの共同製作映画「ハチとパルマの物語」完成披露試写会が、5月28日(金)の全国上映に先駆け、秋田市内のAL☆VE(アルヴェ)シアターで行われました。
当日は、在新潟ロシア連邦総領事のミハイル・セルゲーエフ氏、秋田市の穂積志市長、子役のアナスタシアちゃんのほか、出演者として当法人でお世話している秋田犬「さくら(CNA秋田ケーブルテレビ所属)」が、舞台あいさつに登壇しました。

完成披露試写会で舞台あいさつに登壇した秋田犬「さくら」

秋田県大館市などでロケが行われたこの作品は、1970年代の旧ソ連時代、モスクワの国際空港に置き去りにされたジャーマンシェパード犬「パルマ」が空港に住み着き、毎日、滑走路で飛行機を見上げ、2年間も飼い主を待ち続けた、ロシア版「忠犬ハチ公」の実話を基に映画化。母を失った孤独な少年「コーリャ」との出会いがパルマの物語を紡ぎ、ロシアと秋田、過去と現在、国境と時空を超えた奇跡の感動作となりました。
ロシアでは公開日の3月18日(木)~21日(日)の4日間で、日露共作映画歴代トップの約40万人の動員数を記録。さらに、5月にロシアのサンクトペテルブルクで開催された「ビバロシア国際映画祭」のコンペティション部門で、作品賞にあたるグランプリを受賞しました。この快進撃に乗って、日本国内では5月28日(金)から全国上映となります。
ぜひ、映画館に足を運んでいただき、スクリーンに映る「さくら」の姿をご覧ください。
「ハチとパルマの物語」公式サイト→https://akita-movie.com/