捨てられた犬は、心に深い傷を負うと言われています。
そして人間に対する恐怖心や不信感がそうさせるのでしょう。保護した当初は、"手がつけられない"状態になっていることも珍しくありません。
ONE FOR AKITAが昨年6月、とある保健所から引き取った秋田犬の華(推定3歳)も、そんな1頭でした。
完全に人間不信で、近づくと牙をむいたり激しく吠えたり。見るからに健康状態も良くなく、毛艶は失われ、目の輝きも消えてしまっていました。
それから6カ月。
トレーナーとスタッフの懸命なサポートが実を結び、華は本来の姿を取り戻しつつあります。
写真の表情を見てください!
こんな穏やかな顔、少し前までは決して見られませんでした。
近々、華は心身の状態がより安定した頃を見計らって、里親さんとのトライアルが行われることになっています。
新しい出会いが素敵な笑顔で始まるように、ONE FOR AKITAでは、今後も華の全力サポートを続けていきます。
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